住んでいる生きものたちの研究発表会です。 彼らのくらしぶりを、ちょっと勉強してみませんか。
■ところ 二見町松下 民話の駅 蘇民 (三重県度会郡二見町松下1335)
■後 援 三重県
■問い合わせ 若林 郁夫(志摩半島野生動物研究会)
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鉄 道 : JR参宮線/松下駅から徒歩約7分 車 : 伊勢二見鳥羽ライン二見ヶ浦料金所より約5分 マップファンの地図はこちら ![]() |
2002年5〜9月に、楠町吉崎海岸から津市御殿場海岸までの三重県北部の 2003年の三重県北部におけるアカウミガメの上陸は9頭で、このうちの7頭が産卵していた。産卵とふ化の状況を昨年のデータと比較して報告する。 2003年5〜8月に志摩半島内の砂浜でアカウミガメの産卵痕跡の調査を行った。23カ所の砂浜で108頭の上陸跡が確認され、このうちの73頭分に産卵巣が認められた。しかしながら今シーズンも、台風による卵の流出や親ガメの死亡漂着が相次ぐ結果となった。 志摩半島沿岸で漁網によって混獲された2頭のアオウミガメについて、胃の内容物を調査する機会を得た。その結果、いずれの個体からもマクサを主とする海藻類を得た。 昨年の孵化率調査の際、砂の中から脱出できずにいた子ガメを河芸町芦原海岸で1個体、津市贄崎海岸で3個体、保護収容した。津市の3個体は数日で死亡し、河芸町の1個体も約9ヶ月後に死亡した。今回の経験を踏まえ、未脱出個体への対処方法を検討する。 日本の獣害の中で、ニホンザルによる被害「猿害」は生息地の環境変化、狩猟圧の減少、宅地開発などさまざまな要因が関連して、農作物食害、住民への危害という形で発生している。今回は亀山市で起こっている被害の現状や被害対策事例を述べ、その効果と体制づくりを進めていくための課題について検討した。 ここ数年ブラックバスを駆除しようとする試みが、三重県各地で行われています。私が関わった駆除の試みについて体験談を中心に、どのような体制で行ったのか、結果はどうだったのか、ノウハウはあるのかなどをお話したいと思います。 戸外へ出るのが楽しい季節になりました。野山を歩いていて、足下の草花や飛ぶ鳥の名前を知っていたら一層楽しくなるでしょう。海辺を歩いていても同じこと。流れついた海藻を手にとって、名前を覚え、私たちとのかかわりを考えてみましょう。 休憩 15:20〜15:40 志摩半島北部の二見町において、2003年7〜10月に淡水魚類の調査を行った。その結果、カワバタモロコ、アブラボテ、メダカをはじめとする3目6科14種を確認した。 2003年2月から翼を負傷したミサゴ1個体の飼育を開始した。当初は強制給餌を行っていたが、約3ヶ月後からは自力での摂餌がみられるようになった。現在に至るまでの飼育経過を報告する。 2003年5月下旬から三重県内各地の海岸でハシボソミズナギドリが大量に死亡漂着し、2600羽以上が確認された。本種の死亡漂着は毎年この時期になると見られるものであるが、今年は特に多かったことからこれを報告する。 2003年に調査を行ったスナメリの漂着個体について、性比・月別頭数・市町村ごとの頭数などを報告する。 ◎総合討論会 17:00〜17:30 当日の発表や三重県の野生生物についての意見交換会を行います。 | |
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